少し前の日経新聞に「サイズの法則」という記事がありました。
以下、少し抜粋します。
(4月)1日に始まった「ワンセグ」。携帯電話で地上デジタル放送を見られる新サービスだ。
端末の売れ行きを注視するメーカー各社にとって、機器のサイズも大きな関心事となっている。
「49ミリの黄金律」。
こんな法則が携帯端末にある。
主力商品の横幅だ。
パナソニックコミュニケーションズ(横浜市)が販売中の商品も四十九ミリが約6割を占める。
「2ミリ」大きな差
同社が2002年に発売し不振だった商品は五十ミリ。
調査では「角が手の平にあたり持ちにくい」という女性の不満が多かった。
そこで二ミリ幅が小さい四十八ミリの商品を投入。
クレームはピタリと止まり商品も大ヒットした。
端末の高機能化で、売れ筋の幅は近年、四十九ミリに広がった。
一方、幅を四十六ミリまで小さくすると「画面が見づらいなど使い勝手が悪くなる」(NEC)。
四十八-四十九ミリは持ちやすさ、使いやすさを両立させるギリギリの適正サイズだ。
「ワンセグ」対応機種は大画面のため、いずれも幅五十ミリを超える。
客から不満の声は上がらないのか。
各社は耳をそばだてる。
以下続きます・・・・
その他、携帯型機器の話や出版業界の話、薄型テレビの話などサイズに関する話題が続いていました。
少しのサイズの違いで非常に使いづらいということは、どんな場面でもよく見られることです。。

ホームページにも、ユーザが使い易いサイズというものがあります。
私たちの業界(WEB業界)でも、サイズのことはよく話題にのぼります。
少し前に、日本最大のSNS(ソーシャルネットワークサービス)であるMIXI(ミクシィ)がデザイン変更しました。
いろいろな機能が拡張され、少し便利にはなったのですが、どうもユーザーからの評判は芳しくないようです。
「mixi デザイン変更」でのGoogleの検索結果
以下参考記事
mixiのデザイン変更から学ぶ、
ウェブサイトの最小横幅を800px以下にすべき理由
どうも、横幅が広すぎたことがユーザーの「使いづらい」
という声の原因のようです。
ウチでホームページを制作する場合は、固定幅の場合は大体横幅は700px(ピクセル)
の後半から800pxの前半くらいでレイアウトします。
時々「もっと横幅を広げたい」というクライントもいらっしゃいます。
近頃は19インチや20インチを越える大きなモニターを使ってらっしゃる方も多くなり、自分の大画面で見ると「殺風景」に見えるようです。
ところが実際にそのWEBサイトを使うユーザー側では大画面の方は少数派です。
幅を広げて創った場合、そのほとんどの人達の画面には入りきらずに”
横スクロール”が出現することになります。
(大体ご説明させていただくとご納得いただけますが。)
結果、上のmixiの例のように、”使いづらい”と感じるユーザーが出てくることになるわけです。
横スクロールを使わなければならないサイトは非常に使いづらい。
ユーザビリティーは急速に悪化します。
もちろん、幅がいくつなら100%誰もが快適に使えるという数字があるわけではないですが、
おおよそこのあたりならカバーできるというラインが大体このあたりなんです。
ちなみに、上記例のmixiを私の17インチ画面で1024×768(解像度)で見ると以下のような感じです。

なんとかやっとこ、横スクロール無しで表示できてます。
が、ツールバーなどを横に入れてあればおそらく横スクロールが出現するでしょう。
実際に「お気に入り」を出すだけで横スクロールは出現します。

以前は縦スクロールに関しても、「できるだけ避けたい」という意見が時々見られましたが、
最近はユーザー側は縦に長いレイアウトに慣れてきているようで、あまり聞かれません。
理由はもちろん、ブログの普及でユーザー側が慣れてきているというのが大きいでしょう(ブログはみな縦に長いですから)。
時代とともに若干の変化はあるわけですが、現状、横スクロールは出来るだけ避けるべきなんです。
ネットの世界では、ユーザーは少しでも不快に感じれば、ワンクリックで他へ逃げていってしまうのですから。。。
