前々回「御社のサイトはきちんとインデックス(検索エンジンに掲載)されてますか?」の続きです。
ご相談いただいたサイトのもう一つの欠陥とは、「独自ドメインを取得していなかった」というものです。
せっかくXOOPSというアプリケーションを活用して、
デザイン的にもイイ感じのサイトを構築しておられたのですが、
ドメインがレンタルサーバー会社の無料サービスであるサブドメインにて運用されていました。http://www.○○○.tamuchi.net みたいな感じです。
この件からちょっとそれますが、弊社にいただくご相談で「プロバイダの無料ホームページスペースじゃダメなのか?」
ということもよく聞かれます。
(これらはサブディレクトリと呼ばれ、ちょっと前記のサブドメインとは違います)
http://www.tamuchi.net/○○○ みたいな感じです。
上記2つの違いは多々あるのですが、話がそれるのもなんですので、機会があれば(笑
さて、独自ドメインを取得するには年間数千円程度のコストが必要ですが、メリットはあるのか?
いくつか挙げてみます。
1.自分(自社)の好きな、覚えやすいドメインにできる。
2.信頼度が上がる(とくにビジネスでは)。
3.サーバー会社や接続プロバイダに影響されない。
1と2については特に説明する必要はないと思います。
無料ホームページスペースなどで関係ない広告バナーがデカデカと入ったりし、そこに素人感たっぷりのホームページがあったとしても、
お客さんにしてみれば、なかなか問い合わせまでに至るハードルは高いでしょう。
そもそも、
特にプロバイダの無料ホームページスペースなどでは検索エンジンに掲載されるまでのハードルも非常に高いものがあります
(この理由もいずれ書きます)。
一番の大きなメリットは、3の部分です。
インターネットをビジネス(等)に活用しようとする場合、うまくいくかどうかは、ドメインとキーワードの関連性をいかに高められるかという部分が非常に重要になってきます。
例えばウチの場合で言うと
life-corporation.net というドメインとキーワード
「ホームページ制作 群馬 前橋 WEB制作 etc...」
という狙ったキーワードの関連性を高めていくことがとても重要で、これは実は一朝一夕にできるものではありません。
様々な手法がありますが、実はこの辺は細かい作業の積み重ねで、
特に大規模なプロモーションなどが難しい中小零細企業には時間がかかる部分です。
こんなことやあんなこと、
その他様々な部分に気を使って時間をかけてキーワードとドメインの関連性を高めていっても、そもそも借家(人のドメイン)
ではある日突然追い出される羽目(URL変更やサービス停止とか)になるかも知れません。
(※某無料ブログは昨年URL変更を行いました。
古いURLでもアクセスはできますが、SEO(検索エンジン対策)
を考えると大きな損失です。)
地道に積み重ねていった努力が、外部要因によってある日突然徒労に終わるリスクがあるわけです。
ビジネスを展開していくうちに、
有名サイトからリンクしてもらう機会があるかも知れません(こういった要素はそのサイトからのアクセスアップのほかに、
SEOによる検索エンジンの検索順位アップにも繋がります。)。
そんな見えない財産も全て無になる危険があるのです。
外部リンク構造の変化(というか消失)はそのまま検索エンジンにおける露出の減少につながり、
それはそのまま売り上げや問い合わせの減少へとつながります。
年間数千円程度のコストを節約するためにはあまりに高い代償です。
ドメインさえ取得しておけば、サーバー会社やホームページ管理会社を移転しても、当然そのドメインは使い続けることができます。
インターネットでビジネス展開していく基本は、大規模なプロモーションでも行えるようなビッグプロジェクトでもない限りは、
ドメインという小さな、初めはなんの価値も無い種を、地道に、
こつこつと細かい作業を積み重ねて大きく育てていくようなものだとイメージしてもらえばいいかなと。
ドメインは全ての出発点です。

