2006年3月アーカイブ
2006年3月30日
検索エンジンスパム(SEOスパム)
検索エンジンの上位に表示されるために、様々なテクニックを使って激しい競争が行われているわけですが、超有名IT企業 「サイバーエージェント」はやりすぎてしまったようです。
サイバーエージェントの一部サイト、Googleインデックスから削除
(ITmedia News)
melma!やECナビ、グーグルから検索不能に--検索スパム行為が原因か
(CNET Japan)
インデックス削除とは、”検索エンジンの掲載から削除された”ということです。
業界内では、少し前にBMWのサイトがインデックス削除されたことが話題になりました。
こちらはあきらかなスパム行為があったようですが、今回のサイバーエージェントの件は微妙なグレーゾーンでした。
が・・・グーグルはスパムと認定したようです。
インターネット広告に特化しているサイバーエージェントの場合は、とくにその損失は大きいのではないかと思います。
こんな情報も紹介しておきます。
検索エンジンスパムと判定か? サイバーエージェント系のWebサイト、 Google検索結果から削除される
(SEMリサーチ)
同記事の下部のほうの記述
サイバーエージェント以外にも同様の手法を用いていた、 別のSEO会社が削除されている。こちらは自社運営サイトと、同社の顧客(同社にSEOを依頼した企業) との間でリンクネットワークを構築していたが、今回のフィルタリングにより全て削除された。 CAはすべて自社運営サイトのため責任は自分たちで被れるが、 SEO会社の場合は何が起きているのかわからないであろう顧客に被害が及んでいる。
は、特に気になる部分です。

2006年3月23日
インターネットを活用するなら独自ドメインは必須です。
前々回「御社のサイトはきちんとインデックス(検索エンジンに掲載)されてますか?」の続きです。
ご相談いただいたサイトのもう一つの欠陥とは、「独自ドメインを取得していなかった」というものです。
せっかくXOOPSというアプリケーションを活用して、
デザイン的にもイイ感じのサイトを構築しておられたのですが、
ドメインがレンタルサーバー会社の無料サービスであるサブドメインにて運用されていました。http://www.○○○.tamuchi.net みたいな感じです。
この件からちょっとそれますが、弊社にいただくご相談で「プロバイダの無料ホームページスペースじゃダメなのか?」
ということもよく聞かれます。
(これらはサブディレクトリと呼ばれ、ちょっと前記のサブドメインとは違います)
http://www.tamuchi.net/○○○ みたいな感じです。
上記2つの違いは多々あるのですが、話がそれるのもなんですので、機会があれば(笑
さて、独自ドメインを取得するには年間数千円程度のコストが必要ですが、メリットはあるのか?
いくつか挙げてみます。
1.自分(自社)の好きな、覚えやすいドメインにできる。
2.信頼度が上がる(とくにビジネスでは)。
3.サーバー会社や接続プロバイダに影響されない。
1と2については特に説明する必要はないと思います。
無料ホームページスペースなどで関係ない広告バナーがデカデカと入ったりし、そこに素人感たっぷりのホームページがあったとしても、
お客さんにしてみれば、なかなか問い合わせまでに至るハードルは高いでしょう。
そもそも、
特にプロバイダの無料ホームページスペースなどでは検索エンジンに掲載されるまでのハードルも非常に高いものがあります
(この理由もいずれ書きます)。
一番の大きなメリットは、3の部分です。
インターネットをビジネス(等)に活用しようとする場合、うまくいくかどうかは、ドメインとキーワードの関連性をいかに高められるかという部分が非常に重要になってきます。
例えばウチの場合で言うと
life-corporation.net というドメインとキーワード
「ホームページ制作 群馬 前橋 WEB制作 etc...」
という狙ったキーワードの関連性を高めていくことがとても重要で、これは実は一朝一夕にできるものではありません。
様々な手法がありますが、実はこの辺は細かい作業の積み重ねで、
特に大規模なプロモーションなどが難しい中小零細企業には時間がかかる部分です。
こんなことやあんなこと、
その他様々な部分に気を使って時間をかけてキーワードとドメインの関連性を高めていっても、そもそも借家(人のドメイン)
ではある日突然追い出される羽目(URL変更やサービス停止とか)になるかも知れません。
(※某無料ブログは昨年URL変更を行いました。
古いURLでもアクセスはできますが、SEO(検索エンジン対策)
を考えると大きな損失です。)
地道に積み重ねていった努力が、外部要因によってある日突然徒労に終わるリスクがあるわけです。
ビジネスを展開していくうちに、
有名サイトからリンクしてもらう機会があるかも知れません(こういった要素はそのサイトからのアクセスアップのほかに、
SEOによる検索エンジンの検索順位アップにも繋がります。)。
そんな見えない財産も全て無になる危険があるのです。
外部リンク構造の変化(というか消失)はそのまま検索エンジンにおける露出の減少につながり、
それはそのまま売り上げや問い合わせの減少へとつながります。
年間数千円程度のコストを節約するためにはあまりに高い代償です。
ドメインさえ取得しておけば、サーバー会社やホームページ管理会社を移転しても、当然そのドメインは使い続けることができます。
インターネットでビジネス展開していく基本は、大規模なプロモーションでも行えるようなビッグプロジェクトでもない限りは、
ドメインという小さな、初めはなんの価値も無い種を、地道に、
こつこつと細かい作業を積み重ねて大きく育てていくようなものだとイメージしてもらえばいいかなと。
ドメインは全ての出発点です。

2006年3月17日
ブログを書くと自分を客観視できる。
「最近ブログ更新してないね?」
と、言われました・・・。
ここのところ確かに更新が滞っていますが、それでも定期的にチェックしてくれていることに感謝です。
理由は去年と同じです。
こんなことを去年の今頃言っていたのに、一年経って同じ状況というわけで・・・
ブログ書いていると自分の成長ぶり(無成長ぶり?)も確認できることがよく分りました
(汗
これを糧に来年の今頃は違うことを書けるように頑張ろうと誓う本日でした。
前回のエントリーの続きを楽しみにしてくださっている方、すいません。
大事なことなのでじっくりと書きたいのですが・・・。

2006年3月 5日
御社のサイトはきちんとインデックス(検索エンジンに掲載)されてますか?
昨日は遅くまでお客様が来社されていろいろと打ち合わせ。
そのお客様の現在のサイトは、XOOPS(ズープス)というオープンソースのWEBシステムを用いて構築されており、
なかなか手の込んだもの(注:ウチで組んだものではありません)。
デザインもなかなかすっきりしていてステキです。
そこそこ費用をかけられたものだと思いますが、1日当たりのアクセスがページビューで3~5前後とのこと・・・(汗
当然、まったくビジネスの役に立たないと。
なぜでしょう?とご相談いただいたわけです。
そこで、ウチで分析してみたわけですが、すぐにこのサイトはとても大きな欠陥をいくつか抱えていることがわかりました。
まずもっとも大きなもののひとつが、検索エンジンにトップページ以外がインデックス(掲載)
されていないということ。
これは簡単に調べられるのでご紹介しておきます。
グーグルを開いてキーワードを入れるところに「site:あなたのサイトのドメイン」
と入力して検索してみてください。
例えば、このブログでしたら「site:tamuchi.net」と入力して検索してみるわけです。
検索結果の一番最後に
「最も的確な結果を表示するために、上の14件と似たページは除かれています。
検索結果をすべて表示するには、ここから再検索してください。」
と表示されていますので、クリックしてみます。
すると右上の部分に
「の検索結果のうち tamuchi.net からの約
238 件中 1 - 10
件」
と表示されます。
つまり、このサイトの中のファイルを238件、グーグルはインデックスしているということが分ります。
※この方法は、
いわゆる無料ブログや無料ホームページのようなhttp://www.(無料サービスのドメイン).(あなたのユーザーID) などのURLの場合は使えません。詳しい理由はまたいずれ・
・・。
このそれぞれのファイルがユーザーの多様な要求キーワードにマッチして検索結果へ表示され、アクセス増加の一助となるわけです。
本来はできるだけたくさんの情報をサイトに掲載して、それぞれが検索エンジンにインデックスされ、
様々な場面でユーザーの目に触れる機会を掴んでいくことが大切なわけですが、XOOPSなどのシステマナイズされたサイトのシステムの場合は、
不利になることがあります。
XOOPSのサイトをいろいろいじってみていただければわかると思いますが、それぞれのページのURLに「?」マークが見られます。
あまり専門的なことを書くと、店長にまた「田村さんのブログは難しい」と言われてしまうので控えますが(笑
私達はこういったURL表示しているサイトを「動的(どうてき)」と呼びます。
こういう構造のサイトはユーザーから要求(アクセス)がある度に、都度、データベースからデータを引っ張り出してきて、
ページを出力して表示します。
こういった構造のサイトの個々のページを(必ずではありませんが)検索エンジンはなかなかインデックスしてくれません。

ちょっと話は飛びます。
私達の業界では有名な話ですが、インターネット販売大手の「アマゾン」をいろいろいじってみてください。
彼らはこういった検索エンジンの性質をしっかり掴み、対策していて、データベースと連動した「動的」なサイト構成ですが、
それぞれの商品ページのURLには「?」マークは見られません。
URLのみを見ると「静的(せいてき)」(動的の反対をこう呼びます)に見えます。
インターネットのオンライン販売に特化している企業などの場合、検索エンジンにしっかり載るかどうかは生命線です。
したがって、できるだけたくさんのページを検索エンジンにインデックスしてもらうために、わざわざこのような対策を施しているわけです。

また、以前もこのブログに書いていますが、フレームを用いたサイト構成も、その理由は違えど、
やはり検索エンジンに掲載されにくいという点では同じ欠陥をもっていると言えます。
ご相談いただいたサイトにはもうひとつ大きな欠陥があったのですが、それはまた次回に(たぶん)。

2006年3月 1日
Google PageRank(グーグルページランク)が5になった。
このブログのGoogle PageRank(グーグルページランク)が一つ上がって5になりました。
グーグルページランクについてはtomiya社長が以前詳しく書いているのでそちらをご参照ください。
ページランクが高いからと言って、すぐに検索結果の上位に表示されるということはありませんが、しっかりしたバックリンクを持っているという判断はできます。
リンク構造はヤフー、MSNはもちろん、どの検索エンジンでも重視しないところはありませんから、上位表示される可能性は高いわけで、
どちらかというと短期よりも長期で見たSEO対策のような要素が強いものです。
(更新もだいたい3ヶ月ごとのようですし、判定する要素も数ヶ月前のものであるという意見も聞かれます)。
絶対的なものではありませんが、重要な指標の一つです。
※グーグルページランクはグーグルツールバーというものをインストールすると確認できるようになります。
「Movable Type Enterprise」発売&東京出張
昨日は、しばらくぶりの東京出張でした。

シックスアパート社のパートナーカンファレンスで、主に、同社が本日(06/3/1)
正式リリースの「Movable Type Enterprise」のプレゼン&
デモンストレーションでした。
![]()
「Movable Type Enterprise」(ムーバブルタイプ・エンタープライズ)
とは
「シックス・アパートが、企業利用のために機能強化したブログ・プラットフォーム」
とのことで、企業の情報共有に使われることを主に想定して機能強化されています。
プレスリリースはこちら
実際に操作画面なども見てきまして、ムーバブルタイプを使ったことのある方ですと非常に簡単に、というかそのままの感覚で操作できそうです。
主な特徴は
- Oracle Database 10g のサポート
- LDAP v3 による外部認証
- CSV ファイル形式による投稿者の一元管理
- 複数のブログを集約するポータル作成用機能
とのことで、企業で大量にアカウントを登録する場合などはCSV一元管理は役立ちそうです。
ポータル作成用機能というのも気になります。
システム管理者側の機能も充実しておりまして、早く触ってみたくてうずうずしております(笑
ライセンスパックは税別50万円(1サーバー・1ユーザー)で、気軽に導入しようというお値段ではありませんが、
内容によっては十分費用対効果が見込めるものだと思います。
うまく使えればグループウェアよりも遥かに役立つツールになりえるのではないかと考えています。
※追加ユーザーごとの価格はシックスアパート社のサイトをご覧ください。
私達「PRO NET」
パートナーには無制限ユーザーの評価版を配布してくれるとのことですので、届きましたら、
いろいろ検証してまたご報告したいと思います。
<番外>
同カンファレンスの初めにシックスアパート社の創業者であるトロット夫妻のご挨拶がありました。
会場に入ったときに一番後ろになんか外国人がいるなあと思っていたのですが、トロット夫妻だったとは・・・。

ピンボケですいません(汗